過去の大戦と未来のことが書かれた古文書
【アルスト日記】古文書は預言書だった?
<前回のあらすじ>
将軍の下僕になってからハイボウさんの体調が悪いらしい。
私たちは、メアリちゃんの依頼でハイボウさんの病気を治すため、教会に助けを求めに行きました。
教会では神父の代役が見つからないせいか、未だに反乱を起こした魔物神父がいました。
魔物神父の助力でハイボウさんの体調が良くなったので教会にお礼に行くと、見知らぬパイプをくわえたおっさん神父が待ち受けていたのだった。
ただの喧嘩
マーロ共和国の兵士ブラウンは魔王が嫌いらしい。
同僚のビリジアと2人がかりでジェントルメンに喧嘩を売っていました。
積極的に言い掛かりをつけていたのはブラウンだったのに、あまり気乗りしていないビリジアだけ殴られてました。
なんて不憫な子なのでしょう!
ジェントルメンが抗議をするようなので、私たちも一緒に共和国の国王リンドウに会いに行きました。
結局、ブラウンが謝罪することで決着したようですが。
ちなみに、今日のリンドウはにっこにこでした。
ジェントルメンの行きつけのお店
帰り道、ジェントルメンが私たちに聞かせたい昔話があるとのことだったので、みんなで酒場に行きました。
共和国・酒場のマスターはタスパさんです。
『名付けが面倒になったからパスタを反対にしただけ♪』とは思わないでください!
折角、出番をもらったパスタさんが可哀想です!
この酒場のおすすめは『サルシッチャ』だそうです。
(ネットで写真を見ながら)美味しそうだね♪
これは、寝る前に見るとお腹が空くやつだ!!
過去の大戦と古文書
ジェントルメンの昔話が始まった。
昔、公国が錬金術で世界征服をしようとした話だった。
いいところまでいったけど、復活した魔王軍にやられちゃったという内容だった。
この戦争の伝わり方が国によって違うらしい。
悠久の錬金術師という人が書いた古文書に記載されているみたい。
そして、その古文書には未来のことも書かれているそうだ。
<古文書>
『王に成りすました魔王が戦乱を繰り広げる』
戦乱は『神の祝福をうけし冒険者』によって解決する・・・・・・かに見えたが、冒険者は死に、人類も滅亡する
(ジェントルメンのセリフより抜粋)
どうやら、また大きな戦争をすることになるようです。
ジェントルメンは、この冒険者が私たちのことではないかと考えているらしい。
私「それは困るよ~。
真っ先に死んじゃうじゃないですかぁ~!」
もしかして、悠久の錬金術師ってアルス君のことかな!?
よくあんなポンコツタイムマシンで過去に行ったり未来に行ったりできるね。
家に据付のタイムマシンとか、家ごと時間を超えないと大変なことになりそうだけど、新しく持ち運べるマシンでも作ったのかな??
滅亡の時まであとわずか
衝撃の事実!!
古文書によると、滅亡の時まで時間がないらしい。
連邦や公国の王が狂った行動をしているのは、このことが原因なのかもね。
『王に成りすました魔王』ってやつのせいでとんだとばっちりだよ!
順当に考えればロッツのことなんだろうけど、『戦乱を繰り広げる』のところで、わが友フェンダークが頭をよぎるんだよね。
私「あいつ、やたらと好戦的なんだよな~。」