再建!滅びの村を冒険者が集まる村にしよう!!
【アルスト日記】『イモ』から始まる異世界の村おこし
<前回のあらすじ>
クリシュナ魔王国からやってきた紳士の代わりに親書を届けることになった私たちは、アブル連邦の王城に向かったが地下牢に放り込まれてしまった。
そこでは『魔王国の宝』と呼ばれる爺さんが捕らえられていたのだが、私たちで勝手に解放し一緒に脱出することになった。
放火されて燃え盛る洞窟の中で、経験値さん(炎の精霊)に助けられながら脱出を果たしたが、待ち受けていた国王と兵士たちによって爺さんは死に戻ってしまったのだった。
まぁ、止めを刺したのは私なんだけどね・・・。
冒険者の村をつくろう
<<<メインクエスト 第44話 たのしい鍋夜会>>>
私はこのメインクエストのタイトルを見た時に、みんなで鍋をしているところでチップさんが怪しげなキノコを鍋の中に投入するところを想像しましたが、そういう話ではありません。
今回は、滅びの村に住んでいる?ケイプさんの提案で、だれも住んでいない村は寂しいので、冒険者が気軽に立ち寄れて住める村にしようというお話です。
ケイプさんの話を聞くとこの世界の冒険者の扱いは結構ひどい様です。
どんなに功績を残してもそれは過去のこととして捨てられちゃうようです。
(あれっ、現実と大して変わらないような・・・・・)
村づくりのために人を集めることになりましたが『ノープラン』です。
兄のエースも突然の話でたじたじのようです。
私「Oops、流れ弾が直撃した!!」
結局、この場では良い案が出なかったので、ケイプさんに酒場で情報を集めてくるようにお願いされました。
報酬はありません・・・・・、無報酬です。
・゚・(|||´□`)・゚・ガーン
大鍋祭のレシピが決定
酒場にやってきました。
入ってすぐにガタイのいいおっさん(モーフ)に呼び止められました。
てっきりこの人は不老不死の村の住人だと思ってたけど違うのかな!?
モーフさんは大のお祭り好きで、今は地元野菜をアピールする大鍋祭りを計画しているそうです。
お祭りをする場所を探しているようだったのでケイプさんのところを紹介しました。
私「べっ、別にケイプさんに押し付けたわけじゃないんだからね!
ただちょっと、・・・面倒に思っただけなんだから。」
モーフさんがケイプさん達と合流して大鍋祭について議論しています。
鍋にイモを入れて煮込むだけではダメだからイモの鍋に伝説を作ろうとしています。
そしてできたのが『ポテト男爵の伝説』。
ポテト男爵はこの村の村長(現在行方不明)という設定になりました。
大鍋のレシピはすでにモーフさんが用意している『スタンポット』になりました。
食材のジャガイモと魔物の肉は私たちが提供しました。
イモは世界を救う
『宣伝部長』に任命されました。
みんなが大鍋祭の準備をしている間、公国と連邦の酒場で人を集める宣伝をしてきましょう!
私「よし、あとは村に戻ってお祭りに参加するよ!」
みんなで出来上がった『スタンポット』を食べていると、遠くからこちらを伺っている魔物がいました。
不穏な感じにはなりましたが、結局、魔物も一緒に仲良く『スタンポット』を食べることになりました。
(*^-^*)
私「イモは世界を救う!
イモさえあれば、もう夏にやっているあのテ〇ビ番組もいらないかもね♪
(*-ω-)*´ω`)*-ω-)*´ω`)ウンウン♪」
この村の村長ってお前かよ!!
みんなでイモを食べていたら、私がこの世界に来て初めて会った第一村人のエディアールさんもいました。
あれ以来どこにも出てこなかったので、チュートリアルの案内人だと思っていましたが、実はこの人はこの村の村長らしいです。
ヮ(゚д゚)ォ!
私「いったい、今までどこに行っていたんだい?
それと、あの時もらった『伝説の剣』なんですけど、よく見るとレプリカだったんですが・・・。
(#^ω^)ビキビキ」
冒険者の村が完成したら、酒場ではケイプさんが作った『スタンポット』が振る舞われます。
ぜひ、お立ち寄りください!
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