『万能薬』の製造には労働者の犠牲が必要です
【アルスト日記】そんなことって、・・・別れは突然やってくる!?
<前回のあらすじ>
魔王がアブルの町を襲撃していると聞きつけやってきた私たちは、自称勇者のユーキたちが敗北するところを目撃した。
町を守るために魔王に立ち向かい、辛くも勝利を収めたものの、町の中で死んでしまった冒険者は生き返ることができないため、ユーキたちは蘇ることはできなかった。
・・・はずなのに、なぜか復活していた。
さらに、ユーキは町の人たちに『私たちが魔王の部下だと嘘をついていたこと』がバレてしまい、罵声を浴びせられながら町から追い出されていった。
生き返ってまで罵声を浴びに来るドMっぷりにあっぱれであった。
夏の風物詩と言えば
夏の風物詩と言えば、花火やスイカ割り・・・・・肝試し!?
そう、肝試し!!
今回は、滅びの村の廃工場に肝試しにやってきました。
(*^-^*)
あれっ、今は使われていないはずの廃工場で何かを・・・万能薬を生産しているみたいです。
先ほど村で爽やかな勧誘員(魔王ロッツ)が工場の労働者を募っていました。
残念ながら冒険者はノーサンキュー。
(´゚皿゚)乂ムリネ
どこの世界も無職やそれに近い人の扱いは冷たいのです、夏なのに・・・。
そういえば、誰かも万能薬(万能ではない)を作っていたような・・・誰だっけ?
ケイプさんの兄が帰ってこない
<<<メインクエスト 第39話 廃工場の怪>>>
ケイプさんのところに立ち寄りました。
困っているようだったので話を聞くと、ケイプさんの兄エースが働き先から帰ってこないようです。
私「もしかして、お兄さんのご職業は海賊ですか?
残念ながら頂上・・・えっ、ちがう!?」
どうやら村の地下工場で働いているようです。
体が弱くて一週間以上も連絡がないのは心配ですねぇ。
偶然通りかかったエナ先輩が、エースさんを探す依頼を受けるようです。
私たちも成り行きでお手伝いをすることになりました。
地下工場に潜入
地下工場の入口にやってきました。
ここには警備がいるので中に入るのは難しそうです。
私とYOMEちゃんとエナ先輩は、地下工場に潜入する前に綿密に作戦を練ることにしました。
私「話が長くて忘れちゃったけど、私とYOMEちゃんが先行して、敵を一人残らず殲滅すれば撤退の必要がないってことだよね!?」
道中の敵(偶然居合わせた魔王トッポ含む)は粉微塵となりました。
こんなときはこのセリフが言いたい!
私「はっはっは、より取り見取りだねぇ♪
ヽ(○´∀`)人(´∀`○)ノイェーイ♪」
隠し通路を発見しました!
エースさんが働いていると思われる工場はこの先にあるようです。
万能薬の生産工場はブラックな職場
工場で働いている人と・・・あれはマナさんかな!?
なんかブラックな職場で働いている感がヒシヒシと伝わってきます。
ブラックな職場のあるあるですね♪
作業員が体調不良を訴えてどこかへ連れていかれました。
後を追って様子をうかがうことにしましょう!
私「あぁ~あ、薬盛って殺処分しようとしてるよ。
これはまさしく・・・ブラックだ!!」
爽やかな教団員の人に見つかってしまいました。
ウッ!!Σ(・ω・;)
冒険者である私たちに、不死の薬を盛るとどうなるのかを実験しようとしてきました。
これは正当防衛だからね♪
これまで労働者から搾取した分も含めて倍返しにして殴っておきました。
冒険者の加護と魔物の加護が合わさるとどうなるかわからないからね。
危ない思想の人には容赦しません!!
マナさんが私たちに気づいたようです。
私「マナさん、やっほ~~♪」
マナさんはエナ先輩とはぐれた後に、エナ先輩が新興宗教を追っていたことから、ここに来ると踏んで待ち伏せしていたようです。
とても手慣れた感じですね♪
ほうほう、マナさんとエナ先輩は幼馴染のようです。
マナさんからの情報で連絡のつかなかったエースさんがここにいることがわかりました。
先ほど薬を盛られていた人のようです。
無事に見つかったのでケイプさんに報告に戻ろうかな!
別れは突然やってくる!?
先ほどの教団員が復活して、マナさんが捕まってしまいました。
教団員の人が嫌がるマナさんに無理やり薬を飲ませたことで、マナさんが苦しそうにして倒れてしまいました。
私「あなたたちって、私たちもそこに含まれるの??
ヽ(゜Д゜;)ノ!!」
エナ先輩が駆けつけてきたところで、教団員の人はどこかへ立ち去ってしまいました。
私「マナさん・・・・・消えるのか?
。 ・ ゚ ・(。´ノω・`)。 ウウゥゥ」
マナさんが・・・逝ってしまいました。
無事に生き返ってくれるといいのですが・・・・・。
残された私たちは、エースさんをケイプさんのところに送り届けました。
どさくさに紛れて、ケイプさんが兄のエースさんに結婚を申し込んでいたのですが、少しは空気を読んで欲しいものです。
私「ハァ~、マナさん死んじゃったのかなぁ~。
どうなるんだろう??」